「おフランスっぽくお洒落」な合格体験記
仏文科に在籍していた著者が書いた「お洒落な」合格体験記です。司法試験受験者につきものの「悲壮感」が感じられない軽妙な文章(エスプリってやつでしょうか?)に好感が持てます。勉強に疲れたときに手に取ると、ふっと肩の荷がおりる感じです。 ただ内容的には予備校で配られている合格体験記のほうが中身はあると思われます。 一つ参考になったのは「売りから入る勉強法」(著者は元為替ディーラーなのでそんな表現をしています)というものです。 これはいきなり過去問にあたってみて、そのレベルを知るというものです。基礎講座段階では、過去問(択一、論文含め)を解かない人もいるかも知れませんが、筆者の薦めるとおり、解く実力がなくても、過去問は早い段階からやっておくべきです。無駄な勉強をしないためです。 つまり、合格の最低ライン見極めそれを越えるだけの勉強をすれば良いわけです。その最低ラインと今の自分との差を感じ取るために、過去問を解いてみるのが必要なのです。 受験者の目標は学者になることではなく、合格するだけの学力を身につけることが目標なのですから、その発想は正しいと思います。 その考え方に気づいているか気づいていないかで合格までのスピードは大きく変わると思われます。 (もっとも新司法試験は過去問がないので、その発想をそのまま使用できないのが悩ましいところですが。。。。。)
かけがえのないレシピとなるかも!
筆者と同じような境遇で司法試験をめざす私にはとても参考になりました。 本書の所々から感じられるフランスっぽいエッセンスが一滴の清涼感を与えてくれ、堅苦しいはずの司法試験の印象を身近なものに変えてくれます。 この本の中には、必ず読者の指針となる言葉が詰め込まれてるハズ。 自分の人生の転機のきっかけの1冊としたい本です。
勉強の方法
なかなか興味深く読みました。 筆者は元々法曹の仕事を志ていたわけではなく、金融の世界でデリバティブ取引に従事していたいわば畑違いの方です。 その筆者がふとしたきっかけから司法試験に興味を持ち、そして没入し、短期間で合格してしまうという成功体験記です。 仕事をしながらの学習の仕方や生活、自分なりの発想法の部分が興味深く読めました。他の資格試験の学習 や受験勉強などの学習メソッドにも応用できるかもしれません。 司法試験の具体的な学習ガイドの部分については私自身が司法試験の勉強をしているわけではないので、それほど熱心には読まなかったのですが、友人の受験者は熱心にずーっと読んでいました。 司法試験や資格試験受験者及び悩める金融機関勤務の方にお勧めです。
ただの合格体験記
この人のHPにいったら本の内容とあんまり変わらないことが書いてあった。HPの内容をそのまま出版しただけの本。
弁護士になろうとおもう 〜可能性の模索〜
世の中は大きく変わり、いろいろな選択ができるようになりました。職業選択において、いままではひとつの会社で職務をまっとうすることが当たり前のように思われていましたが、違う分野にも挑戦できることができるということをこの本はあらためて教えてくれたような気がします。 働きながら、しかも年齢や知識のバックグラウンドが殆どないという逆境のなかで司法試験に合格したことは、誰しもできることではありませんが、時間をうまくやりくりし、勉強法も工夫すれば 不可能ではないということを示していると思います。 そして法を学ぶことは、思わぬ副産物も生み出してくれ、 仕事や私生活にも大きく貢献してくれるような気がします。相続や租税などに関しても、法律を知らないより知っていたほうが、生活をより有利にすすめることができ、さらに論理的で合理的な思考方法も身に付けることができ、ものごとの把握や折衝をより円滑にすすめることができると思います。 他学部出身で社会人になってから法律を勉強しはじめた私にとって、この本は「ものの考え方」の点から、とても共感できるところがありました。さらに仕事のなかで文章を書くこと、ポイントをまとめると言うことは意外に多く、リフレーミングやパラフレージングのようなテクニックを身に付けることが 仕事上でもおおいに役立つことを実感させてくれました。ひょっとすると恋愛にも役立つかもしれません。。。。
ダイヤモンド社
ピエールの司法修習ロワイヤル ほかの誰でもない私をさがして―スチュワーデス、弁護士になる 弁護士の就職と転職―弁護士ヘッドハンターが語る25の経験則 修習生って何だろう―司法試験に受かったら 政策秘書という仕事―永田町の舞台裏を覗いてみれば (平凡社新書)
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